発売間もなく、おしゃれ感度の高い人たちを中心に注目を集めている「YOUNESS」。
コロナ禍になってからしばらく経ち、すでに除菌・消毒用のハンドジェルが多く販売されていますが、YOUNESSは既存の製品と比較しても優れた製品なのでしょうか?
今回は、数ある中でも高い消毒効果が人気のミューズの「消毒ハンドジェル」とYOLUNESSを、成分・香り・使用感などで徹底比較していきます。
YOUNESSとミューズのハンドジェルを詳しく比較
まずはYOUNESSとミューズ、2つのハンドジェルの仕様から比較してみましょう。
名称 |
YOUNESS |
ミューズ 消毒ハンドジェル (薬用アルコールジェルCB) |
アルコール濃度 |
60% |
約83% |
内容量 |
60ml |
200ml |
価格 |
3,300円 |
オープン価格 |
香り |
ヒノキ/ユーカリの香り |
無香タイプ |
成分 |
エタノール、水、o-シメン-5-オールカルボマー(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))、
クロスポリマー、ヒノキ油、ユーカリ葉油、ニュウコウジュ油、AMPD、メチルパラベン <保湿成分> BG、加水分解ヒアルロン酸、グリセリン、ユズ果実エキス、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム |
エタノール、カルボキシビニルポリマー、アラントイン、DL-アラニン、トリエタノールアミン |
表をパッと見ただけでも違いがあることが分かりますが、項目ごとの違いを以下から詳しくご紹介したいと思います。
アルコール濃度
コロナ対策でハンドジェルを利用する際、適切なアルコール濃度は60%~80%前後とされています。
YOUNESS(60%)とミューズ(83%)は、どちらも十分なアルコール濃度が含まれており除菌効果が期待できます。
内容量・価格
ミューズの消毒ジェルは200mlで価格はオープン価格です。詳細な価格は取扱店によって異なりますが、公式Amazonページでは690円(2021年7月末現在)でした。
Amazonの価格は時期によって変動がありますが、口コミを確認したところ高くても1,000円くらいで購入できるようです。
YOUNESSは60mlで3,300円とややお高め。
ですが、2つとも購入した私からすると「買ってよかったな~」と心底感じたのはYOUNESSの方でした。
格式のあるレストランやホテルに行った時にもサッと出して手指を消毒しているのですが、どこのブランドもプラスチックのパッケージなのが個人的にすごく気になっていたんですね。
その点、YOUNESSなら、シックで高級感あるボトルデザインはラグジュアリーな場にも馴染みますし、バーキンやレディディオールなどハイブランドのバッグにそのまま入れても◯
香り
ハンドジェルに関わらず、ケアグッズを買う時香りが決めてになる!という方もいらっしゃいますよね。
私も少しでもテンションを上げてケアできるように、使い心地や成分だけでなく、香りはとっても大切にしています。
YOUNESSはヒノキという名前の通り、檜の爽やかな木の香りが楽しめます。
重さがなくさっぱりとした香調なのはユーカリ油もブレンドされているからでしょう。
- ヒノキ油
- ユーカリ油
- ニュウコウジュ油
と、人工的な香料ではなく精油をブレンドしているので、本物志向の方にこそおすすめです。
個人的な感想ですが、アユーラのメディテーションバスシリーズの香りが好きな方はきっとお好きじゃないでしょうか。
リアルな木の香りなので、香りが漂うと森林浴した時のように落ち着きますよ。
成分
コロナ禍以前と比較して、急増したのが「手洗いや消毒による手指の乾燥」ではないでしょうか。
コロナ対策としてハンドジェルを利用する場合、どうしてもアルコール濃度はある程度必要なのですが、それが刺激となり肌荒れを起こす方が続出しているそうです。
とはいえ、対策をやめるわけにもいきませんよね。
乾燥を防ぐためには保湿成分が入ったハンドジェルを選びましょう。
YOUNESSは保湿成分として、以下の5種類が配合されています。
- BG
- 加水分解ヒアルロン酸
- グリセリン
- ユズ果実エキス
- ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
一方、ミューズの消毒ハンドジェルは
- アラントイン
- DL-アラニン
の2種類が保潤成分として入っています。
アラントインは保湿だけでなく炎症を防ぐ役割もある優れた成分ですが、実際の使用感はかなりさっぱりめ。
アルコールが主成分のハンドジェルは総じて使い心地がさっぱりしているのですが、ミューズの消毒ハンドジェルはその中でもかなりサラッとしています。
ミューズ公式サイトの製品紹介ページにも「速乾タイプ」と記載されているので、保湿よりも消毒に力を入れていることが分かりますね。ミューズのイメージを考慮したら当然かもしれません。
80%以上の高濃度アルコールは短時間で優れた除菌効果が期待できるものの、
- 敏感肌
- 乾燥肌
- 手荒れや傷がある
という方は刺激が強く感じるかも・・・。
一方、YOUNESSは美容室のairグループと老舗の西酒造がコラボして開発されたハンドジェルです。
美容師さんと言えば、1日に何回もお湯を使ったり、染髪剤やパーマ液を利用することで手指の乾燥に悩まれる方も多いご職業。
そういった方達がこだわって作ったハンドジェルなのだから期待も膨らみますよね。
YOUNESSのHINOKIもシリーズの中ではさっぱりタイプですが、それでも2種類のヒアルロン酸やグリセリンなどが入っているため乾燥は気になりませんでした。
手は特に年齢が出るパーツなので、ハンドジェルを購入する際は保湿成分も必ずチェックしてください!
ミューズの消毒ハンドジェルがおすすめな人
ミューズの消毒ハンドジェルがおすすめなのは、
- 消毒効果の高いハンドジェルを使いたい
- コスパ重視
- 家や仕事場用の共有除菌グッズが欲しい
- 原料や成分にあまりこだわらない
といった方でしょう。
200mlで1,000円未満と、かなりお得度が高い製品ですので惜しみなく使えるといったメリットがあります。
ただ、パッケージにも記載されているように、ミューズ消毒ハンドジェルは危険物第4種に指定されているので扱いにはお気をつけください。
- 火の近くに置く
- 直射日光が当たる場所に放置する
などの行動は絶対に行わないようにしてください。
成分の項目でもご説明しましたが、アルコール濃度が高いからこそ乾燥などが気になる可能性もあります。
YOUNESSをおすすめしたい人
YOUNESSをおすすめしたいのは、
- こだわったハンドジェルを使いたい
- 乾燥しにくい除菌グッズがほしい
- デザイン性と機能性を兼ね備えた製品を選びたい
- 良い香りでハンドケア&除菌したい
などに、当てはまる方です。
従来は「除菌グッズ=乾燥する」というのが定説で、乾燥が気になるならハンドクリームなどを別で付けるなどの工夫が必要でした。
YOUNESSは原料となるアルコールにこだわることと、保湿成分をたっぷり配合することで今までになく使い心地のよいハンドジェルに仕上がっています。
上品で爽やかな香りなのでどんなON/OFFどんなシーンでも使いやすく、友人に貸したらその後自分でも買っていて驚きました(笑)
YOUENESSはリッチな使い心地が魅力
YOUNESSのボトルはこんな感じで、シンプルかつシック。
コンパクトなボトルなのでガラス製のしっかりした作りでも重たくないですよ。
ちょっと見づらいですが、手に伸ばしたらこんな感じ。
すぐに肌になじみます。
保湿成分のおかげで手が変に突っ張ったり刺激を感じたりすることもありません。
べたつきませんし、すべっとしたさわり心地ですぐパソコンやスマホを触れます。
まとめ
今回は、ミューズの消毒ハンドジェルとYOUNESSを比較してみました。
ミューズの消毒ハンドジェルは商品名通り除菌・消毒に特化した製品で、コスパを考えるとよい品であることは間違いありません。
ただ、
- 老舗西酒造と美のプロairグループの共同開発
- 除菌だけでなく保湿成分にも強いこだわりがある
- 高級感あふれるパッケージ
- 上質なヒノキの香り
といった点から、私はYOUNESSをおすすめします!
バッグに入っていておしゃれで、いい匂いなジェルは他にはないと思います。
ぜひ使ってみてください!