ハンドジェルは外出先でも簡単に手指を清潔に保てる便利なグッズです。
コロナ禍になってからそれ以前と比べると、爆発的に普及し様々な製品が発売されるようになりました。
今回は発売後間もなく注目を集めているYOUNESSと、かわいいパッケージとカラーバリエーションが人気のコスメブランドジルスチュアート フレッシュハンドジェルの2つを
- アルコール濃度
- 保湿成分
- 価格
- 内容量
などの項目で比較していきたいと思います。
感染症対策でハンドジェルを買うならYOUNESSがおすすめ!
結論から申し上げると、感染症対策の一環としてハンドジェルを購入したい場合YOUNESSがおすすめです。
あとで詳しく解説いたしますが、ジルスチュアートのフレッシュハンドジェルはアルコール濃度が公開されていないんです。
250mlは2020年10月・80mlは2021年3月と、どちらもコロナ禍後に発売され、ブランド公式サイトで以下のように説明しているので、ある程度アルコール濃度は保たれているはずなのですが・・・。
「外出先でなかなか手が洗えないときや、電車やエレベーターに乗ったあと、食事の前後など、いつでも手指をリフレッシュできる」
どの程度配合されているかが分からない分には、コロナ対策に使えるかどうか判断もできません。
おそらく、70%近くまでアルコール濃度を高めるとアルコール臭が強くなりすぎて、ブランドのフローラルなイメージと合わないことが原因ではないかと考えられます。
一方YOUNESSはアルコール濃度60%と、除菌効果が期待できるレベルの製品となっています。
そして、パッケージもこのようにシンプルかつ高級感のある作りとなっています。
つけた瞬間はたしかにアルコールのツンとした匂いがありますが、その後すぐにヒノキの上品な香りがします。
使用感から、ジルスチュアートのフレッシュハンドジェルも60%とまではいかなくてもある程度アルコールが配合されていると思われるのですが、公式サイトにもパッケージにも濃度が記載されていないためなんとも・・・。
YOUNESSとジルスチュアート フレッシュハンドジェルのスペックを比較
こちらでは、YOUNESSとジルスチュアート フレッシュハンドジェルのスペックを比較していきます。
名称 |
YOUNESS |
ジルスチュアート フレッシュハンドジェル |
アルコール濃度 |
60% | 非公開 |
内容量 |
60ml | 80ml/250ml |
価格 |
3,300円 |
1,540円/2,200円 |
香り | ヒノキ/ユーカリの香り |
ホワイトフローラルの香り |
成分 |
エタノール、水、o-シメン-5-オールカルボマー(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))、
クロスポリマー、ヒノキ油、ユーカリ葉油、ニュウコウジュ油、AMPD、メチルパラベン <保湿成分> BG、加水分解ヒアルロン酸、グリセリン、ユズ果実エキス、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム |
エタノール・水・BG・アボカドエキス・キイチゴエキス・クロフサスグリ果実エキス・トコフェロール・マドンナリリー根エキス・モモ果汁・AMP・EDTA-2Na・PPG-6デシルテトラデセス-20・(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー・カルボマー・グリセリン・サリチル酸・香料 |
どちらもアルコールの他に、美容効果のある成分が含まれていますが内容が異なりますね。
それぞれの項目について、以下からより詳しく解説いたします。
アルコール濃度
ハンドジェルにおいてなぜアルコール濃度が重要かというと、多くの人がハンドジェルを買う目的が「ウイルス対策」だからです。
私も以前からハンドジェルという製品があることは知っていましたが、実際に購入したのはコロナウイルスが流行してからのことです。
新型コロナウイルスはエンベロープウイルスの一種。エンベロープとは脂質性の膜のことを意味し、界面活性剤やアルコールで膜を壊すことでウイルスを不活性化してくれます。
ただその効果を発揮するためにはアルコール濃度が重要で、60%~80%の濃度が望ましいとされています。
冒頭でもご説明した通り、ジルスチュアート フレッシュハンドジェルはアルコール濃度は非公開なので、ウイルス対策という面では適切な使い方が提案できません。
あくまでも手洗い後の補助や、リフレッシュ目的として使うとよいでしょう。
内容量と価格
YOUNESSとジルスチュアート フレッシュハンドジェルの内容量と価格は以下の通りです。
YOUNESS |
ジルスチュアート フレッシュハンドジェル |
|
内容量 |
60ml |
80ml/250ml |
価格 |
3,300円 |
1,540円/2,200円 |
どちらも結構良いお値段ですが、実際にどちらも使った経験から言うとYOUNESSの方がお得、というか満足感がありました。
容量と価格はジルスチュアートの方がコスパがよいのに、なぜだろうと考えてみましたが以下の理由が挙げられます。
- YOUNESSは60%と十分なアルコール濃度が含まれている
- 5種類の保湿成分が含まれているため乾燥がしにくい
- 高級感のあるパッケージで大人も使いやすい
- ユニセックスなヒノキの香りで性別関係なく使える
ジルスチュアートのフレッシュハンドジェルはアルコール濃度こそ非公開なものの、香り・パッケージ共にブランドイメージをそのまま反映されたとてもかわいい製品です。
キャップも宝石のような多角形のカッティングでポーチに入っているとテンションが上がるかも。
が、それゆえに使える対象が限られてくるようにも感じられました。
香りについては後述しますが、キラキラでピンクなパッケージはともすれば「子供っぽい」と取られかねません。
私も実際、仕事相手との打ち合わせやホテルラウンジなど、クラッシーな場所にはYOUNESSを持っていきました。
香り
YOUNESSとジルスチュアート フレッシュハンドジェルは、どちらも香りが付いたハンドジェルです。
YOUNESSはヒノキの香りをベースに、ユーカリ油・ニュウコウジュ油がブレンドされています。
さわやかなウッディ・グリーン系で使用する場を選ばないさっぱりとしてクリーンな香りです。
ジルスチュアート フレッシュハンドジェルはホワイトフローラルの香りが付いています。
ホワイトフローラルの香りについて、公式サイトでは以下のように説明されています。
「純白な花のブーケのよう。ピュアで甘く、無垢な気持ちに包み込まれるような幸福感。どんなときも心を落ち着かせ、素直になれる香り。 」
たしかに、清楚なお花というイメージがぴったりな万人ウケしそうな香りです。
ジルスチュアート でも人気の香りでハンドクリームやボディケアグッズにもホワイトフローラルの香りが用いられています。
こればかりは好みですが、個人的な意見だと香料の香りよりも精油の香りが好きなのでYOUNESSの方を手に取る機会の方が多かったですね。
かわいい恰好をしたい時や甘い香りの気分の時はジルスチュアート、オフィシャルな場やリラックスしたい時はYOUNESSと使い分けてもいいかもしれません。
保湿成分
YOUNESSとジルスチュアート フレッシュハンドジェルは、どちらもアルコール以外に保湿成分や植物エキスが含まれています。
YOUNESS |
ジルスチュアート フレッシュハンドジェル |
|
保湿成分 |
BG、加水分解ヒアルロン酸、グリセリン、ユズ果実エキス、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム | BG・アボカドエキス・キイチゴエキス・クロフサスグリ果実エキス・トコフェロール・マドンナリリー根エキス・モモ果汁・ グリセリン |
どちらも使ってみましたが、ジルスチュアートのフレッシュハンドジェルの方がさっぱりとした使い心地でした。
どちらも保湿用のアイテムではないため、これ1本で潤う!とまではいえませんが、YOUNESSは乾燥によるかさつきや毛穴の開きなどは気になりませんでした。
ジルスチュアートのフレッシュハンドジェルも乾燥する!というわけではありませんが、使う時期によってはやや乾燥が気になる時も。
肌質によるので私個人の感想でしかないのですが、ジルスチュアートのフレッシュハンドジェルは植物エキスが多いため、その分保湿効果もマイルドなのではないでしょうか。
成分表示でもグリセリンは結構下の方でした。
YOUNESSは2種類のヒアルロン酸、BG、グリセリン、ユズ果実エキスが配合されています。
おそらくグリセリンの配合量と2種類のヒアルロン酸により、なめらかな使い心地になっているのかもしれません。
また、YOUNESSは使用しているアルコールにもこだわりがあります。
鹿児島県の老舗「西酒造」の高純度で贅沢なアルコールを使用しているんですよ。
化粧品に使われるアルコールは原料のグレード加工方法によって使用感が変わりますので、高い技術により開発されたアルコールを使ったYOUNESSの使用感がいいのは当然かもしれません。
ジルスチュアート フレッシュハンドジェルがおすすめな人
ジルスチュアート公式サイト フレッシュハンドジェル80ml製品ページ
ジルスチュアート公式サイト フレッシュハンドジェル250ml製品ページ
ジルスチュアートのフレッシュハンドジェルをおすすめしたいのは、
- 甘くて爽やかな香りが好き
- アルコールの刺激に弱い
- 手軽なチューブ型、ポンプ型のハンドジェルを使いたい
上記の点に当てはまる方です。
アルコール濃度が非公開ですが、使用した感じだと結構さっぱり感が強めなのでそんなに低くないんじゃないかとも思いますが詳しくは分かりません。
というかこのご時世に手指用のハンドジェルとして売っているなら、せめて何%アルコールが配合されているかは知りたいですよね・・・。
ただ、かわいらしい香りと容器の使い勝手の良さは確かなので、ジルスチュアートが好きな人は除菌シートや手洗いと併用して補助的に使ってもよさそう。
ハンドクリームを塗るとべたつきがちなデスクワーク中のリフレッシュとしても使えそうです。
YOUNESSがおすすめな人
YOUNESSはこんな人におすすめ!というポイントをご紹介します。
- アルコール濃度が明らかになったものを使いたい
- 除菌とハンドケアの2つを行いたい
- さっぱりした香りが好き
- しっかりとした作りの製品を使いたい
- 原料にこだわった製品がいい
YOUNESSは60%のアルコール濃度が入っていることが明らかになっており、老舗酒造こだわりのアルコール原料・5種類の保湿成分により使い心地もとても良いハンドジェルです。
容器もガラス製でかしこまった場面でも臆せず使えます。個人的には、この容器と香りのハンドクリームも出してほしいくらい・・・。(笑)
職業上男性と接することが多いのですが、さっぱりとしたウッド系の香りで高級感のあるパッケージなので同席した方に「ハンドジェル使いますか?」とお声掛けしやすかったです。
何人かお貸しましたが、みなさんすごく注目されてました。「これどこの?」と聞かれる率がかなり高かったです。(笑)
まとめ
今回ご紹介したYOUNESSとジルスチュアートのフレッシュハンドジェル、どちらも同じハンドジェルですがやはり全くと言っていいほど違いましたね。
ジルスチュアートのフレッシュハンドジェルは、外出先で中々手が洗えない時に・・・と説明されているものの、肝心のアルコール濃度が非公開なのであくまでもリフレッシュ用という感じ。
とはいえ、香りもよくバラペンフリーで低刺激な成分なので、ジルスチュアートが好きな方には良いでしょう。
ただ、本品だけで除菌しようとせず、丁寧な手洗いなども行ってください。
YOUNESSはウイルス対策として効果が期待できる60%の高濃度アルコールが配合されています。
ヒアルロン酸やグリセリンなど保湿成分も5種類ブレンドされているので、アルコールスプレーで手荒れしたことがある方にもおすすめです。